<米国株情報>映画館株が急落、英同業の休業表明で警戒感

株式

2020/10/7 10:19

 映画館チェーン大手のAMCエンターテインメント<AMC>やシネマーク・ホールディングス<CNK>の株価が5日、大幅安となった。英同業大手シネワールド・グループが10月8日から米国内の536館と英国内の127館を一時休業すると発表。映画会社が新作供給に消極的なことを理由のひとつにあげており、業界全体に同様の動きが広がる恐れがあるとして警戒感が強まったようだ。

 経済専門チャンネルCNBC(電子版)などによると、シネワールドの休業は英国の人気スパイ映画「007」シリーズ最新作の公開が21年4月まで延期されたことが大きい。

 5日、AMCの株価は前週末比11.18%安の4.13ドル、シネマークの株価は同17.44%安の8.33ドルと急落した。AMCは6日も1.69%安の4.06ドルと続落したが、5日に比較的下げがきつかったシネマークは3.24%高の8.60ドルと反発している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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