日立造、100%子会社がロシアでごみ焼却発電プラントを受注

株式

2020/10/14 16:40

 日立造船<7004.T>は14日、同社100%子会社でごみ焼却発電プラントの設計、建設、保守などを手がけるスイスのHitachi Zosen Inovaと、エンジニアリング会社であるロシアのPJSC ZiO-Podolskによるコンソーシアムが、ロシアのモスクワにおいて2件のごみ焼却発電プラント設備を受注したと発表した。

 今回の案件は、ロシアの事業投資会社であるRT-Investが、ごみ焼却発電プラント設備プロジェクト実施のために設立したSPC(特別目的会社)から受注。コンソーシアムでは、ごみ焼却発電プラントの主要設備であるごみクレーンや火格子、排ガス処理設備などの設計・機器供給や据付・試運転時の技術指導などを請け負い、土建工事は現地企業が行う。施設規模は、年間処理量70万トンのストーカ式焼却炉が3炉で、発電出力は70MW以上を計画している。

 14日の終値は、前日比3円安の431円。

提供:モーニングスター社

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