リコーが年初来安値、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は900円に引き下げ

株式

2020/10/14 16:41

 リコー<7752.T>が反落、24円安の664円まで売られ、3月18日につけた年初来安値667円を更新した。SMBC日興証券では13日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1100円から900円に引き下げている。

 同証券では事業環境などを踏まえ、業績予想を修正、あわせて目標株価を900円に引き下げるとしている。事業環境は逆風が継続しており、COVID-19影響の長期化でオフィスのPV回復スピードは緩慢なものにとどまっていると推察しているとコメント。株式市場では同社が3月に公表した追加株主還元1000億円の実施時期が注目されているものの、更なる事業の取捨選択を併せて行うことが企業価値向上のためには必要と考えているという。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期50億円(前期比93.6%減、従来600億円、会社側計画は100億円)、22年3月期650億円(従来850億円)、23年3月期800億円、24年3月期920億円、25年3月期1050億円と試算している。

 14日の終値は、前日比26円安の662円。

提供:モーニングスター社

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