日経平均は74円安と反落、米株安で売り先行、一時上げ転換も再度軟化=20日前場

 20日前場の日経平均株価は前日比74円64銭安の2万3596円49銭と反落。朝方は、米追加経済対策の協議難航との見方から19日の米国株式が下落した流れを受け、売りが先行した。その後、時間外取引の米株価指数先物高を支えに持ち直し、いったん上げに転じる場面もあった。ただ、買いは続かず、再度軟化し、前場後半には一時2万3582円46銭(前日比88円67銭安)まで値を下げた。その後の戻りは鈍く、前引けにかけてさえない展開となった。

 東証1部の出来高は4億3555万株、売買代金は7968億円。騰落銘柄数は値上がり771銘柄、値下がり1307銘柄、変わらず92銘柄。

 市場からは「米追加経済対策を巡っては与野党間に隔たりがあり、早期合意は難しい。日本株は見た目に強そうだが、商いが極端に少なく、ネガティブ材料に対する抵抗力はない。業績回復を先食いした面があり、決算発表をきっかけに売られる可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が軟調。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も安い。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株もさえない。東京海上<8766.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株も売られた。

 半面、良品計画<7453.T>、コスモス薬<3349.T>、すかいらーくHD<3197.T>などの小売株が堅調。東エレク<8035.T>、ソニー<6758.T>、ファナック<6954.T>などの電機株も買われ、ユニチカ<3103.T>、東レ<3402.T>などの繊維製品株も高い。

 個別では、Gunosy<6047.T>、三越伊勢丹<3099.T>、Jフロント<3086.T>、高島屋<8233.T>、光世証<8617.T>などの下げが目立った。半面、サイバーL<3683.T>、福井コンH<9790.T>、ビジネスE<4828.T>、日本コークス<3315.T>、Vキューブ<3681.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。

提供:モーニングスター社

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