ルネサスが年初来高値、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価1200円に引き上げ

株式

2020/10/21 16:10

 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が5日続伸、27円高の920円まで買われ、連日の年初来高値更新。東海東京調査センターでは20日付で、「M&A効果が5GおよびEVの普及期到来で開花」とし、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株価を550円から1200円に、それぞれ引き上げている。

 同証券では連結営業利益について、20年12月期550億円(前期比8.7倍、会社側計画は非開示)、21年12月期680億円、22年12月期850億円と試算。Non-GAAPの20年12月期第2四半期(20年4-6月)営業利益は産業・インフラ・IoT事業が242億円、自動車事業が79億円、その他が4億円とIntersil、IDTと買収した企業の相乗効果が5GおよびEV関連で顕在化しているとコメント。想定以上にデータセンター向け、5G基地局向けやEVなど成長分野の引き合いが増加していると、同証券では判断しているという。

 21日の終値は、前日比17円高の910円。

提供:モーニングスター社

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