ソフトクリHが上場来高値、21年3月期の第2四半期と通期の連結業績予想を上方修正し配当の増額も

株式

2020/10/21 16:24

 ソフトクリエイトホールディングス<3371.T>が急騰。一時485円高の3745円を付け、6日に付けた上場来高値3530円を更新した。21日の取引開始前、21年3月期第2四半期(20年4-9月)と通期の連結業績予想の上方修正および配当予想の増額を発表、好感された。

 第2四半期業績予想は、売上高を111億5900万円から115億3400万円(前年同期比0.1%増)に、営業利益を11億1900万円から16億2100万円(同37.6%増)に増額した。外出自粛による巣ごもり消費で、ネット通販サイト構築(EC)およデジタルマーケティングへの投資需要が拡大。同社グループが注力するECソリューション事業が想定以上に拡大した。通期予想では、売上高を225億9000万円から229億6500万円(前期比3.6%増)、営業利益を22億7000万円から27億7200万円(同16.5%増)に引き上げた。第2四半期までの上ブレ分を織り込んだが、第3四半期(20年10-12月)以降の業績は、従来予想を据え置いている。

 配当予想については、中間期が従来予想の10円から15円(前期実績10円)に、期末が同10円から15円(同10円)に増額し、年間配当は30円(同20円)となる見込みとした。

 21日の終値は、前日比480円高の3740円。

提供:モーニングスター社

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