米国株式市場:追加の経済対策で進展がみられず、NYダウ・ナスダック反落

株式

2020/10/22 7:46

 21日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比97.97ドル安の2万8210.82ドル、ナスダック総合指数が同31.800ポイント安の1万1484.694ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億4940万株、ナスダック市場が34億4508万株だった。

 追加の経済対策を巡り、野党民主党のペロシ下院議長とムニューシン米財務長官との協議が進展せず、先行き不透明感が強まった。また、ブラジルで行われている新型コロナワクチンの臨床試験で、被験者が死亡したと報じられ、ワクチン開発への期待感が後退したことも影響した。NYダウ採用銘柄では、ゴールドマン・サックス<GS>やボーイング<BA>、IBM<IBM>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比100円安の2万3550円だった。

提供:モーニングスター社

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