大伸化学が急騰し年初来高値に接近、上期および通期の営業利益予想を上方修正

株式

2020/10/26 14:16

 大伸化学<4629.T>が急騰。23日引け後に、21年3月期上期(20年4-9月)および通期の単体営業利益予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比181円高の1700円まで値を上げ、2月12日の年初来高値1705円に接近している。

 21年3月期上期について、予想売上高は従来の129億2300万円から124億3400万円(前年同期比13.1%減)に減額したが、営業利益を6億700万円から11億4900万円(同36.0%増)に増額。通期は、売上高は260億円から255億1100万円(前期比9.1%減)に引き下げたが、営業利益を11億7000万円から17億1200万円(同11.3%増)に引き上げている。上期において、売上高は未達となるが、一部の原料が前年に比べて低水準で推移したことや、原料市況に対応した効率的な原材料購入の推進によって、営業利益は上ブレる見通しとなった。

 午後2時14分現在の株価は48円高の1567円。

提供:モーニングスター社

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