ヤマダHDが一時急伸、21年3月期第2四半期と通期の連結業績予想を上方修正

株式

2020/10/28 16:28

 ヤマダホールディングス(ヤマダHD)<9831.T>が急伸し、前日比19円高の523円を付けた。28日午後零時30分、21年3月期第2四半期(20年4-9月)と通期の連結業績予想を上方修正し、好感された。

 第2四半期業績予想で、売上高を8300億円から8600億円(前年同期比1.9%増)に、営業利益を333億円から460億円(同86.0%増)に増額。新型コロナウイルスの影響を受けつつも、生活必需商品である家電製品や「新生活様式」に対応した関連商品の需要の高まりや、同社が中・長期的視点で改革に取り組んできた成果が定着してきたこともあり、好調に推移した。通期予想では、売上高を1兆6600億円から1兆7190億円(前期比6.7%増)に、営業利益を615億円から752億円(同96.2%増)に引き上げた。第2四半期までの業績推移に加え、大塚家具<8186.T>の業績予想や10月29日に予定するヒノキヤグループ<1413.T>の連結子会社化を織り込んだ。

 28日の終値は、前日比14円高の518円。

提供:モーニングスター社

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