米国株式市場:新型コロナ感染者数増を警戒、NYダウ・ナスダック反落

株式

2020/11/2 7:46

 前週末10月30日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比157.51ドル安の2万6501.60ドル、ナスダック総合指数が同274.002ポイント安の1万911.591ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9902万株、ナスダック市場が35億6853万株だった。

 米ジョンズ・ホプキンス大学によると、29日に米国の新型コロナウイルスの新規感染者数が8万5000人となり、過去最多を記録した。追加の経済対策の行方が不透明ななか、感染者数の増加で経済活動が制限されるとの警戒感が浮上。また、米大統領選挙の投票を目前にすることもあり、積極的な買いは手控えられたもようで、NYダウは一時、510ドルを超える下げをみせる場面もあった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、フェイスブック<FB>やアップル<AAPL>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10月30日の大阪取引所終値比265円高の2万3145円だった。

提供:モーニングスター社

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