日本光電が急騰、通期の業績予想を上方修正

株式

2020/11/9 14:27

 日本光電工業<6849.T>が急騰。6日引け後の決算発表で、21年3月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比245円高の3655円まで値を上げている。

 21年3月上期(4-9月)は、売上高872億4000万円(前年同期比2.8%減)、営業利益87億5800万円(同24.9%増)。令和2年度補正予算の投入や診療報酬の特例措置により、新型コロナウイルスに対応する医療提供体制の整備が進められる中、主力の「生体情報モニタ」が売上高を350億6700万円(同13.6%増)に伸ばして全体をけん引。「治療機器」も売上高193億2400万円(同16.7%増)と好調に推移した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の1800億円から1840億円(前期比0.5%減)に、営業利益を140億円から165億円(同6.4%増)にそれぞれ引き上げ、一転して増益を見込んでいる。

 午後2時25分現在の株価は145円高の3555円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ