OKI、グループのOEGが電子機器を対象とした「大電力対応シロキサン暴露試験サービス」を開始

株式

2020/11/11 7:36

 OKI<6703.T>は9日、グループのOKIエンジニアリング(OEG)が、EV(電気自動車)・HV(ハイブリッド車)に搭載する電子機器を対象とした「大電力対応シロキサン暴露試験サービス」を、10日から開始すると発表した。

 シロキサン(低分子シロキサン)は、車載ケーブルの被覆、耐熱ホースなど電装品の接続用部品に使用されるシリコーンに含まれる有機化合物。常温・常圧でも気化するため、電装品のスイッチやリレーの接点部分で酸化分解され、絶縁被膜を生成して導通不良を起こし、その結果、ブレーキランプが点灯しない、ブレーキを踏んだことをスイッチが認識せずエンジンが始動しないなど、車両への影響を及ぼすことがあるという。OEGは、電装品や車載機器メーカーの製品開発を支援し、今年度1000万円の売り上げを目指すとしている。

 10日の終値は、前日比9円高の969円。

提供:モーニングスター社

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