日経平均は260円程度高、買い先行後、上値を追う動きは限られているもよう=11日寄り付き

 11日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比260円程度高い2万5165円前後で推移する。午前9時3分には、同321円42銭高の2万5227円01銭を付けている。きのう10日は、買い先行後に上値が重い展開となったが6日続伸したことや、現地10日の米国株式市場で、NYダウが続伸したこともあり、買いが先行した。ただ、時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることから、上値を追う動きは限られているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比275円高の2万5225円だった。

 業種別では、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株が上昇。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も堅調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も上げている。

 個別では、学究社<9769.T>、レオン自機<6272.T>、DeNA<2432.T>、ツクイHD<2398.T>、大和冷機<6459.T>などが上昇。半面、ITM<2148.T>、MDV<3902.T>、KIスター不<3465.T>、オークネット<3964.T>、アイスタイル<3660.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=105円台の前半(10日終値は1ドル=105円04-05銭)、1ユーロ=124円台の前半(同124円12-16銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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