大王紙が7日続伸し連日で年初来高値、21年3月期の連結利益予想を上方修正し一転して営業増益に

株式

2020/11/11 17:03

 大王製紙(大王紙)<3880.T>が7日続伸。97円高の1737円を付け、連日で年初来高値を更新した。11日午後1時、21年3月期の連結利益予想を上方修正。一転して営業増益見通しとなり、買い人気を集めた。

 21年3月期業績予想で、売上高は5650億円(前期比3.4%増)を据え置いたが、営業利益を280億円から320億円(同4.5%増)に増額し、一転して増益になる見込み。第3四半期(20年10-12月)以降も、紙・板紙事業を中心に新型コロナウイルスの影響が不透明なことから売上高については据え置いた。営業利益については、足元の業績の進ちょく状況などを踏まえ引き上げている。

 21年3月期第2四半期(20年4-9月)決算は、売上高が従来予想の2550億円から2615億8500万円(前年同期比2.6%減)に、営業利益が同90億円から141億2500万円(同13.8%増)に上ブレ着地した。

 11日の終値は、前日比72円高の1712円。

提供:モーニングスター社

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