マツモトキヨシが急騰し年初来高値を更新、通期の営業利益予想を上方修正

株式

2020/11/16 13:49

 マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が急騰。13日引け後の決算発表で、21年3月期の連結営業利益予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比425円高の4735円まで値を上げ、1月20日に付けた年初来高値4515円を更新している。

 21年3月期上期(20年4-9月)は、売上高2738億4600万円(前年同期比8.8%減)、営業利益144億9600万円(同21.3%減)。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う出入国制限等に伴うインバウンド需要の減少、外出自粛や在宅勤務推進、営業時間の短縮、テナント店舗での臨時休業等により、繁華街や都市型店舗を中心に影響を受けたが、郊外型店舗や地域事業会社の店舗においてはマスクや除菌関連および日用品や食品などの特需が継続。連結業績は売上高で88億4600万円、営業利益で49億9600万円、それぞれ従来予想を超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の5700億円(前期比3.5%減)で据え置いたが、営業利益を305億円から350億円(同6.8%減)に引き上げている。

 午後1時46分現在の株価は410円高の4720円。

提供:モーニングスター社

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