三菱重工、豪州で再生可能エネルギー由来電力によるグリーン水素・アンモニア事業開発に参画

株式

2020/11/30 7:35

 三菱重工業<7011.T>は26日、豪州で再生可能エネルギー由来電力によるグリーン水素・アンモニア事業開発を行う事業会社Hydrogen Utility(H2U)社のホールディング会社であるH2U Investmentsに出資し、同社の事業検討に参画すると発表した。

 H2U Investmentsは、最初のプロジェクトとして、同国南オーストラリア州南西部のエアー半島で、洋上風力や太陽光といった再生可能エネルギー由来電力を活用した水電解による水素製造プラントと、そこで生成した水素を活用したアンモニア製造プラントの建設、および水素ガスタービンの実証をするプロジェクトを計画し、22年末のグリーン水素・アンモニア生産開始を見込んでいる。同社は、設計仕様検討の段階から検討に参画し、水素ガスタービンや水素コンプレッサなどの主要機器供給も視野に入れ、このプロジェクトを推進するという。

 27日の終値は、前日比40円安の2510円。

提供:モーニングスター社

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