12月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、104円台でもみ合いか

為替

2020/12/1 8:25

ドル・円予想レンジ:1ドル=104円00銭-105円00銭

 12月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=104円台でもみ合いとみる。前日の米国市場では、弱い米経済指標を受けて米国株が下落した。これを受けてきょうの日経平均株価も軟調推移が見込まれるが、最近のリスクオフの局面では円もドルも買われる傾向にあるため、ドル・円は方向感の出にくい展開が予想される。今晩の米国でも重要な経済指標の発表を控えるほか、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長やムニューシン米財務長官の議会証言があるため、売り買いが一巡したあとは様子見ムードも広がりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:10月完全失業率、10月有効求人倍率

アジア:中国11月財新メディア製造業PMI(購買担当者景気指数)

欧州:スイス7-9月期GDP、ユーロ圏11月HICP(消費者物価指数)、EU(欧州連合)財務相理事会

北米:カナダ7-9月期GDP(国内総生産)、米11月ISM製造業景気指数

その他:RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表、ブラジル11月貿易収支

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ