(再送)<特集>波に乗る自動車関連マーク(3)=アイシン精―緊急の構造改革などで一層体質改善

株式

2020/12/4 17:59

 アイシン精機(アイシン精)<7259.T>を拾いたい。同社の21年3月期第2四半期(20年4-9月)の連結決算(IFRS)は、売上収益が1兆4559億9100万円(前年同期比23.9%減)、営業損益は385億4700万円の赤字(前年同期は534億7300万円の黒字)に転落した。四半期別に営業損益をみると、4-6月期は799億6400万円の赤字だったが、7-9月期は414億1700万円の黒字となった。売上減少による利益減を、緊急の構造改革や体質改善の努力などでカバーした。半期ベースでは赤字が残ったものの、逆境のなか足元では企業体質の一層の改善が進んでいるとみられ、世界的に自動車販売の回復が進展すると期待されるなか、損益の早期改善が見込まれる。

 通期の業績予想は、従来の売上収益3兆3800億円(前期比10.7%減)、営業利益500億円(同10.9%減)を据え置いているが、7-9月期の改善度合いからは保守的な見通しとみられるほか、自動車の自動運転支援技術でも活躍が期待される。

 日経平均株価が年初来高値近辺で推移するなか、同社株は1月7日の年初来高値4065円から下方に離れた、3000-3400円でのボックス圏内で推移する。PBRは0.6倍台で解散価値とされる1倍を割り込んでおり、割高感はない。

提供:モーニングスター社

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