エレコムが小幅高、大和証は「2」・目標株価5500円に引き上げ

株式

2020/12/11 16:35

 エレコム<6750.T>が小幅高。大和証券では10日付で、投資判断を「3」(中立)から「2」(アウトパフォーム)に、目標株価を5200円から5500円に、それぞれ引き上げている。

 21年3月期第2四半期(20年7-9月)の連結営業利益は38億9000万円(前年同期比8%増)となり、「商流の変化にも迅速に対応している印象だ」とコメント。今後の注目点としては、(1)営業力と商品調達力の高さを背景としたBtoC事業のシェア向上(2)eコマース事業の強化(3)アフターGIGAスクール需要の取り込み――を挙げている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期155億円(前期比10%増、従来154億8000万円、会社側計画は148億円)、22年3月期167億円(従来167億円)、23年3月期175億6000万円(同175億6000万円)と試算している。21年3月期はテレワーク需要と文教向け事業の拡大、スマホアクセサリの販売計画上ブレ、これらに伴うミックス良化により、会社側計画を上回ることを見込んでいる。

 目標株価5500円は、22年3月期同証券予想連結1株利益242.3円に妥当PER22.5倍程度を乗じて算出されている。

 11日の終値は、前日比130円高の4880円。

提供:モーニングスター社

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