日経平均は103円程度高、買い先行後はもみ合いながらも堅調な値動き=23日寄り付き
23日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比103円程度高い2万6539円前後で推移する。寄り付き直後には、同148円82銭高の2万6585円21銭を付けている。きのう22日、大幅に3日続落した反動や、現地22日の米国株式市場で、NYダウが反落したものの、ナスダック総合指数が3日ぶりに反発し、史上最高値を更新したことなどから、買いが先行した。その後は、もみ合い商状ながら、堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比215円高の2万6555円だった。
業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇。塩野義薬<4507.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も高い。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も堅調。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も上げている。
個別では、三光合成<7888.T>、日本オラクル<4716.T>、キャリアイン<6538.T>、ハニーズHD<2792.T>、古河電池<6937.T>などが上昇。半面、ダイトウボウ<3202.T>、日電波<6779.T>、IHI<7013.T>、ミツバ<7280.T>、ツバキナカ<6464.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=103円台の半ば(22日終値は1ドル=103円41-43銭)、1ユーロ=126円台の前半(同126円33-37銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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