ネットワンが反発、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は6800円に引き上げ

株式

2020/12/23 16:25

 ネットワンシステムズ<7518.T>が6日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では22日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は6700円から6800円に引き上げている。

 同証券では、21年3月期第2四半期(20年7-9月)決算、資金流用に関する外部調査委員会の調査結果を踏まえ業績予想を微修正するとしている。目標株価は妥当PBR引き上げを主因に6800円に引き上げるとしている。

 エクイティーストーリーは「拡大するクラウド基盤やセキュリティー対策の需要取込み及び収益性向上に伴う利益成長」を挙げている。PUB(公共)は自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)やヘルスケア、ENT(企業)はスマートファクトリ―、などに注目とコメント。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期200億円(前期比21.2%増、従来200億円、会社側計画は170億円)、22年3月期235億円(従来235億円)、23年3月期265億円(同265億円)と試算。21年3月期は、GIGAスクール構想などPUBを中心とする増収効果に加え各種取組みを通じたGPM改善効果が大きいとみているという。ENTを中心とするコロナ影響解消に伴う増収効果に加え、GPM改善持続を予想している。

 23日の終値は、前日比160円高の3675円。

提供:モーニングスター社

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