ビックカメラが反落、、21年8月期第1四半期決算は2ケタの営業減益に

株式

2021/1/12 16:17

 ビックカメラ<3048.T>が反落し、46円安の1135円を付けた。前週末8日引け後、21年8月期第1四半期(20年9-11月)の連結決算を発表。2ケタの営業減益で着地し、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が2005億5200万円(前年同期比7.3%減)、営業利益が37億5400万円(同11.6%減)だった。都心の昼間人口減少にインバウンドの激減が重なり実店舗の販売が低迷した。インターネット通販事業は、販売を大きく伸ばしたものの、実店舗の低迷を補うまでには至らなかった。一方、都市近郊を中心に事業を行うコジマ<7513.T>では、テレワークなどによる商圏内の昼間人口増加などを背景に販売を伸ばしたという。

 第2四半期(20年9月-21年2月)業績予想は、売上高4410億円(前年同期比1.0%増)、営業利益50億円(同34.8%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で45.5%、営業利益で75.1%となっている。

 12日の終値は、前週末比36円安の1145円。

提供:モーニングスター社

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