13日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

国内市況

株式

2021/1/13 7:47

 予想レンジ:2万7900円-2万8300円(12日終値2万8164円34銭)

 13日の東京株式は、上値の重い展開か。きのう12日の日経平均株価は、朝方の売りが一巡した後、一時150円近い上昇をみせるなど、不安定な動きだった。手がかり材料材料難や短期的な過熱感も警戒されるなか、模様眺めムードが広がる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(12日終値は104円15-17銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の半ば(同126円68-72銭)と小動き。対ドルでは足元でやや落ち着きをみせていただけに、円高の動きを警戒し、輸出関連銘柄を中心に相場の重しとなりそう。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>などが、12日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比変わらずの2万8190円だった。(高橋克己)

 13日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 12月マネーストック

・15:00 12月工作機械受注

・5年国債入札

・決算発表=パソナ<2168.T>、SFOODS<2292.T>、久光薬<4530.T>、吉野家HD<9861.T>

【海外】(時間は日本時間)

・19:00 ユーロ圏11月鉱工業生産

・22:30 米12月消費者物価指数

・ベージュブック

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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