<米国株情報>ウォルマート、フィンテック関連子会社設立へ―ロビンフッド支援のリビットと提携

株式

2021/1/13 10:20

 米小売最大手ウォルマート<WMT>は11日、フィンテック関連企業への投資を手掛けているリビット・キャピタルと組み、フィンテックサービスを提供する子会社を設立すると発表した。リビットは投資アプリ運営大手ロビンフッドを支援していることでも知られる。クレジットカードや小口融資を斡旋しているフィンテック大手クレジット・カルマからも出資を受けるが、資金の大半はウォルマートが拠出する。

 新会社はウォルマートの小売ノウハウとリビットのフィンテック技術に加え、ウォルマートのスケールメリットを生かし、数百万人もの消費者や従業員に最適な金融サービスを提供する。

 商号や事業開始時期については明らかにしていないが、役員にはウォルマート米国事業部門のトップであるジョン・ファーナーCEO(最高経営責任者)や本社のブレット・ビッグスCFO(最高財務責任者)が名を連ねている。今後、フィンテック関連企業との提携やM&A(企業の合併・買収)を通じ、規模の拡大を目指す。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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