アジュバンが7日ぶり反落、21年3月期の連結業績予想を下方修正

株式

2021/1/25 16:24

 アジュバンコスメジャパン<4929.T>が7日ぶりに反落し、67円安の1000円を付けた。前週末22日引け後、21年3月期(20年3月21日-21年3月20日)の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 21年3月期業績予想で、売上高を59億300万円から49億1400万円(前期比5.1%増)に引き下げ、営業損益は6億100万円の黒字から2億800万円の黒字(前期は1億8400万円の赤字)に縮小する。売上高は、コロナ禍において、営業部員のサロンフォロー不足および新商品である「KASUI(カスイ)」のサロン告知が遅れた影響で、スキンケアおよびヘアケアともに、計画水準に届かないまま推移。第4四半期(20年12月21日-21年3月20日)は、「KASUI」は増加基調を見込むが、既存商品が、引き続き、同様の水準で推移する見通しにあることなどを織り込んだ。

 21年3月期第3四半期(20年3月21日-12月20日)の決算は、売上高が37億5200万円(前年同期比3.7%増)で、営業損益は2億5400万円の黒字(前年同期は8000万円の赤字)に転換した。

 25日の終値は、前週末比12円安の1055円。

提供:モーニングスター社

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