マクニカ富士が続急伸し昨年来高値を更新、第3四半期累計営業利益の好進ちょくを評価

株式

2021/1/26 12:36

 マクニカ・富士エレ ホールディングス<3132.T>が続急伸。25日引け後の決算発表で、21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の連結営業利益が好進ちょくを示したことが評価された様子。株価は前日比97円高の2272円まで値を上げ、14日の昨年来高値2206円を更新している。

 21年3月期第3四半期累計は、売上高3967億3700万円(前年同期比3.0%増)、営業利益121億2900万円(同20.6%増)。「集積回路及び電子デバイスその他」が売上高3456億200万円(同1.4%増)、営業利益59億3300万円(同20.1%増)と順調に推移する中、新型コロナウイルス感染拡大の影響による在宅勤務やリモートワークの増加に伴うネットワーク関連商品やクラウド関連商品の伸長で、「ネットワーク」が売上高を513億1100万円(同15.8%増)に、営業利益を60億2300万円(同21.7%増)に伸ばして全体をけん引した。

 連結営業利益の通期予想145億5000万円(前期比0.7%増)に対する進ちょく率は83.4%で、第4四半期(21年1-3月)の営業利益予想は計算上24億2100万円(前年同期比44.9%減)と保守的な印象。

 午後零時35分現在の株価は70円高の2245円。

提供:モーニングスター社

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