日経平均は61円程度高、買い先行後は積極的に上値を追う動きが限られているもよう=2日寄り付き

 2日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比61円程度高い2万8152円前後で推移する。午前9時4分には、同149円14銭高の2万8240円19銭を付けている。きのう1日に大幅反発した強い動きや、現地1日の欧米株式が反発したことをなどから、買いが先行した。ただ、積極的に上値を追う動きは限られているもようで、停滞商状となっている。時間外取引での米株価指数先物が小幅高で推移している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比155円高の2万8295円だった。

 業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、TOTO<5332.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。SUMCO<3436.T>、リンナイ<5947.T>などの金属製品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も上げている。

 個別では、アグレ都市<3467.T>、愛三工<7283.T>、NOK<7240.T>、スミダ<6817.T>、扶桑化学<4368.T>などが上昇。半面、フォスタ<6794.T>、LITALICO<6187.T>、丸和運輸機関<9090.T>、CEHD<4320.T>、大塚商会<4768.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=104円台の後半(1日終値は1ドル=104円74-75銭)、1ユーロ=126円台の半ば(同127円01-05銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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