ヤマハ発動機が連日で昨年来高値、20年12月期利益予想の上方修正と、期末配当予想の増額を好感

株式

2021/2/2 16:21

 ヤマハ発動機<7272.T>が11日続伸。45円高の2427円を付け、連日で昨年来高値を更新した。1日引け後、20年12月期の連結利益予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、材料視された。

 20年12月期の業績予想で、売上高は1兆4800億円から1兆4700億円(前期比11.7%減)に引き下げたものの、営業利益を700億円から800億円(同30.7%減)に減益幅が縮小する見込みとした。売上高は、新興国における二輪車の販売が想定を下回ったことが影響する。利益面では、マリン事業での高付加価値商品の出荷前倒しや、全社での経費削減などが寄与する。

 期末配当予想は、従来の45円から60円(前期実績45円)に引き上げ、年間配当は60円(前期は中間配当45円と合わせ90円)となる見込み。

 2日の終値は、前日比36円高の2418円。

提供:モーニングスター社

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