CEHDが急反落、21年9月期第1四半期決算は大幅な営業減益に

株式

2021/2/2 16:22

 CEホールディングス(CEHD)<4320.T>が急反落し、65円安の575円を付けた。1日引け後、21年9月期第1四半期(20年10-12月)の連結決算を発表。大幅な営業減益となり、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高が26億3100万円(前年同期比38.3%増)、営業利益は7500万円(同32.8%減)だった。売上高は、グループの主力製品である電子カルテシステム「MI・RA・Is/AZ(ミライズ・エーズィー)」の販売が好調に推移した。利益面では、ハードウエアや部門システムを含む電子カルテシステムの売上増加により、他社からの仕入品増加による原価増があったことや、新型コロナウイルスの影響で、子会社のマイクロンにおいて医薬品などの臨床開発プロジェクトが一部延期となったことが響いた。

 21年9月期第2四半期(20年10月-21年3月)の業績予想は、売上高62億2000万円(前年同期比9.0%増)、営業利益2億9000万円(同37.0%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で42.3%、営業利益で25.9%となっている。

 2日の終値は、前日比47円安の593円。

提供:モーニングスター社

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