エーザイが続急落、21年3月期の連結業績予想を下方修正

株式

2021/2/3 16:38

 エーザイ<4523.T>が続急落し、218円安の7486円を付けた。3日午後零時30分、21年3月期の連結業績予想(IFRS)を下方修正し、嫌気された。

 21年3月期業績予想で、売上収益を7190億円から6470億円(前期比7.0%減)に、営業利益を880億円から520億円(同58.6%減)に引き下げた。売上収益は、新型コロナウイルス感染症の拡大による事業活動への影響が長期化し、主力品を中心に売上予想を見直した。利益面では、一部臨床試験の遅れや販促活動の制限に伴う費用の減少が見込まるが、米メルク<MRK>からの販売マイルストーンペイメントの一部が、翌期以降の計上予定となったことや、研究開発費の増加なども影響する。

 21年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算は、売上収益が4983億3200万円(前年同期比2.5%増)、営業利益は576億9100万円(同21.3%減)だった。

 3日の終値は、前日比69円安の7635円。

提供:モーニングスター社

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