ジャパンFが後場下押す、21年3月期の一転赤字見通しを嫌気

株式

2021/2/4 16:26

 ジャパンフーズ<2599.T>が後場に下押し、53円安の1210円を付けた。4日午後1時に21年3月期の連結業績予想を下方修正、一転して赤字見通しとなり、嫌気された。

 21年3月期業績予想は、売上高が140億円から125億円(前期比20.2%減)に、営業損益は1000万円の黒字から8億2000万円の赤字(前期は4億800万円の黒字)に悪化する。20年10-12月期は、清涼飲料業界全体の在庫調整の影響を受け、受注(売上高・加工賃収入)が減少。21年1-3月期は、予想に織り込んでいなかった1月の緊急事態宣言再発出に伴う消費の落ち込みが大きく影響し、さらなる受注の減少が見込まれるため、業績予想を見直した。

 同時に発表された第3四半期(20年4-12月)決算は、売上高が94億5000万円(前年同期比20.8%減)、営業損益が5億7800万円の赤字(前年同期は3億7500万円の黒字)だった。

 4日の終値は、前日比7円安の1256円。

提供:モーニングスター社

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