古河電池が後場上伸、21年3月期は一転増益見通しに期末配当増額も

株式

2021/2/4 16:29

 古河電池<6937.T>が後場上伸し、149円高の1785円を付けた。4日午後2時に21年3月期の連結業績予想を上方修正し、一転して増益見通しとなった。また、期末一括配当予想を2円増額したことも支援材料となった。

 21年3月期業績予想は、売上高が560億円から608億円(前期比5.7%減)、営業利益が23億円から38億円(同15.4%増)に引き上げられた。車載電池の取り換え需要が堅調に推移した上、インドネシア子会社において収益性が改善していることで、業績予想を見直した。期末配当については13円から15円(前期末は13円)に増額した。

 同時に発表された第3四半期(20年4-12月)決算は、売上高が418億1200万円(前年同期比8.4%減)、営業利益が26億7400万円(同54.3%増)だった。

4日の終値は、前日比103円高の1739円。

提供:モーニングスター社

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