日経平均は406円程度高、米株高や円安を追い風に30年6カ月ぶり3万円乗せ=15日寄り付き
15日午前9時26分すぎの日経平均株価は、前週末比406円程度高い2万9926円前後で推移する。午前9時24分には、同486円39銭高の3万6円46銭を付けた。取引時間中に3万円台となるのは、1990年8月3日以来、30年6カ月ぶり。前週末12日は小幅に反落したものの、底堅い動きとなっていたことや、現地12日の米国株式市場で、NYダウが2日ぶり、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新したこともあり、買いが先行。外国為替市場で、ドル・円相場が円安に振れていることも追い風に、買い気が強い展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所終値比235円高の2万9615円だった。
業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が上昇。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も上げている。
個別では、スノーピーク<7816.T>、荏原<6361.T>、千趣会<8165.T>、エムアップH<3661.T>、マイクロニ<6871.T>などが上昇。半面、イーソル<4420.T>、レオパレス<8848.T>、サイバーL<3683.T>、テノHD<7037.T>、ライドオンH<6082.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時26分時点で、1ドル=105円台の前半(前週末12日終値は1ドル=104円92-93銭)、1ユーロ=127円台の前半(同127円11-15銭)で取引されている。
(写真:123RF)
提供:モーニングスター社
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