ユニチャームが急騰、21年12月期は増収増益や配当増額を計画、取得上限400万株の自社株買いも実施へ

株式

2021/2/16 11:08

 ユニ・チャーム<8113.T>が急騰し、前日比342円高の5084円を付けている。15日引け後、21年12月期の連結業績予想(IFRS)を発表。増収増益見通しに、配当の増額、自社株買いの実施を明らかにし、好感された。

 21年12月期業績は、売上高7700億円(前期比5.8%増)。コア営業利益1190億円(同3.7%増)を予想。海外では、パーソナルケアにおいて、主要国である中国、インド、東南アジアを中心に、各国のニーズを捉えた商品の提供と、積極的な販売活動を通じ活性化を図る。国内では、パーソナルケアで、消費者ニーズを捉えた高付加価値商品の提供を継続する。前提となる為替レートは、1ドル=103.5円、1人民元=15.8円としている。配当は、中間期18円(前期実績16円)、期末18円(同16円)の合計36円(同32円)に増額する見込み。

 20年12月期決算は、売上高が7274億7500万円(前期比1.9%増)、コア営業利益1147憶4400万円(同27.8%増)だった。

 自社株買いは、取得上限400万株(自己株を除く発行済み株式数の0.67%)・160億円。取得期間は2月16日から12月23日まで。

 午前11時6分時点の株価は、前日比160円高の4902円。

提供:モーニングスター社

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