日本ケミコンが続伸、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は2250円に引き上げ

株式

2021/2/18 16:10

 日本ケミコン<6997.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では17日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1650円から2250円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を2250円に引き上げるとしている。アルミ電解コンデンサの収益性改善が考慮されている。エクイティストーリーは、構造改革完遂に伴う業績改善を挙げている。上山社長の打ち出した業績改善策には具体性と説得力があり、かつ矢継ぎ早に打ち出す施策にはスピード感があることから、「オーバーウエート」を継続するとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期29億円(前期は28億9100万円の赤字、従来24億円、会社側計画は29億円)、22年3月期64億円(従来54億円)、23年3月期84億円(同74億円)と試算。第4四半期(21年1-3月)は力強く前年同期比増収に転じると予想、アルミ電解コンデンサは今後、受注回復に伴い操業度を高める方針に転換、構造改革の更なる進展とミックス改善にも期待するとしている。

 18日の終値は、前日比27円高の1792円。

提供:モーニングスター社

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