丸紅、米KWのビジネスモデルを導入し国内不動産仲介事業を本格展開

株式

2021/3/1 16:22

 丸紅<8002.T>は前週末2月26日、100%子会社の丸紅都市開発(MRED)、およびエージェント・グロース(KWJ)が、米国最大級の不動産仲介フランチャイズ企業であるKeller Williams Realty(KW)のビジネスモデルを導入し、国内不動産仲介事業を本格展開すると発表した。

 同社は、従来、開発・収益物件のソーシングから、ファンド組成などのアセットマネジメント事業、企画開発プロジェクトマネジメント、施設管理運営等、さまざまな不動産関連事業を行ってきた。これらの事業を相乗的に活用しつつ、更なる事業拡大を図るため、日本国内でKWのマスターライセンスを保有するKWJへ20年1月に出資。MREDは、同事業の本格展開に向け、同年11月に丸紅不動産流通を新たに設立した上で、この度、KWJとサブライセンス契約を締結し、丸紅グループとして初となるマーケットセンター加盟店(MC)を開業した。KWJは、不動産仲介業界の活性化を目的に、同社グループのサポートも受けながら、サブライセンスを付与したMCの全国展開を行うとしている。

 1日の終値は、前週末比23.9円高の815.6円。

提供:モーニングスター社

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