2日の東京株式市場見通し=続伸後はもみ合いとなりそう
予想レンジ:2万9700円-3万円(1日終値2万9663円50銭)
2日の東京株式は続伸後、もみ合いとなりそう。きのう1日の日経平均株価は、前週末に大幅下落した反動や、時間外取引で米株価指数先物が上昇していたこともあり急反発となった。朝方はきのうの強い動きや、現地1日の欧米株式が上昇していることもあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、買い手掛かり材料に欠けるなか、心理的なフシ目となる3万円近辺では、戻り待ちの売りが控えているとみられ、上値の重い展開となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(1日は106円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円72-76銭)で小動き。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、日産自<7201.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比320円高の2万9900円だった。(高橋克己)
2日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:30 1月失業率・有効求人倍率
・ 8:50 2月マネタリーベース
・10年国債入札
【海外】(時間は日本時間)
・19:00 ユーロ圏2月消費者物価
・決算発表=アンバレラ<AMBA>、ターゲット<TGT>、ヴィーヴァ・システムズ<VEEV>
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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