リコーが3日ぶり反発、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は1300円に引き上げ

株式

2021/3/15 16:43

 リコー<7752.T>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では12日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1100円から1300円に引き上げている。

 3月3日に発表された自己株式取得による株数減少を織り込み、目標株価を1300円に引き上げるとしている。取得総額1000億円(上限)で、同証券では想定取得単価1100円を前提とし、想定取得株式数は9090万9000株と試算している。今回の見直しでは1株利益算出に使用する株式数以外の同証券業績予想は変更しないとしている。

 また、「オフィスプリンティングの厳しい状況は株価に織り込み済みだが、オフィスサービスには競争優位性、成長性があり、次なる成長の柱として評価すると株価は割安」との判断は変更しないとしている。3月3日に発表された「中長期展望と第20次中期経営計画」では、23年3月期営業利益1000億円への道筋の詳細が示されるなど、オフィスサービスの成長を中心とした成長銘柄に変貌を遂げつつあるとみるとしている。

 15日の終値は、前週末比51円高の1230円。

提供:モーニングスター社

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