ソフトバンクが小動き、岡三証は「強気」継続、目標株価は1700円に引き上げ

株式

2021/3/22 16:39

 ソフトバンク<9434.T>が小動き。岡三証券では19日付で、投資判断「強気」を継続、目標株価は1500円から1700円に引き上げている。

 2018年の上場来、株価は親会社の保有株売出し懸念や通信料値下げによる業績懸念を受け、上値の重い状況にあるものの、(1)値下げによる減益影響は相対的に軽微で増益トレンドが持続するとみること(2)子会社Zホールディングス<4689.T>の企業価値拡大を見込むこと(3)ZホールディングスとLINEの経営統合により同社のビジネスにもシナジーが見込まれると考えること――などから株価の評価余地は大きいと見ているという。短期的には、通期決算時における同社のLINE連結を考慮した新たな中期計画の発表に注目しているとしている。

 目標株価1700円は、22年3月期同証券予想配当88円に対し、配当利回り5.2%の水準から算出されている。22年3月期以降の配当予想を引き下げているものの、上場来予想配当利回りの推移の下限での評価は可能とみているという。

 22日の終値は、前週末比1.5円高の1485.5円。

提供:モーニングスター社

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