23日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、108円台後半でもみ合いか

為替

2021/3/23 8:26

ドル・円予想レンジ:1ドル=108円20銭-109円20銭

 23日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=108円台後半を中心にもみ合いとみる。米長期金利の上昇が一服しており、ドル・円は上値の重い展開が見込まれるが、株式市場では前日大幅安の反動や米国株高を受けてリスクオンの動きが期待され、下値も限定的か。きょうの東京時間は注目したい経済指標の発表やイベントが少ない一方、今晩の米国ではパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言などを控えることから、朝方の売り買いが一巡したあとは時間外での米長期金利の動向をにらみながら方向感の乏しい展開となりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:3月月例経済報告、21年の公示地価

アジア:シンガポール2月CPI(消費者物価指数)

北米:米10-12月期経常収支、米2月新築住宅販売件数、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が米下院で証言

欧州:英2月雇用統計、ハンガリー中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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