日経平均は309円程度高、買い先行後も堅調な推移=23日寄り付き

 23日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比309円程度高い2万9483円前後で推移する。午前9時18分には、同322円68銭高の2万9496円83銭を付けている。前週末19日に続き、きのう22日も大幅安となった反動や、現地22日の米国株式市場で、NYダウが3日ぶりに反発し、ナスダック総合指数も続伸したことから、買いが先行。その後も、押し目を拾う動きや、買い戻しなどから、堅調な展開となっているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比185円高の2万9115円だった。

 業種別では、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株が上昇。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も高い。大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も堅調。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、日立キャピ<8586.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も上げている。

 個別では、三桜工<6584.T>、千趣会<8165.T>、アクセル<6730.T>、キャリアイン<6538.T>、ミクニ<7247.T>などが上昇。半面、ダントーHD<5337.T>、セレス<3696.T>、島根銀行<7150.T>、明治海<9115.T>、AOKIHD<8214.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=108円台の後半(22日は1ドル=108円68-69銭)、1ユーロ=129円台の後半(同129円16-20銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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