サムコが続落、東海東京調査センターは「ニュートラル」・目標株価3000円に引き下げ

株式

2021/3/25 15:53

 サムコ<6387.T>が続落。東海東京調査センターでは24日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を3900円から3000円に、それぞれ引き下げている。

 21年7月期第2四半期(20年11月―21年1月)受注高は一部遅延の影響により、前年比16%減の14億1200万円と減速、顧客の発注がコロナによる物流滞留を考慮して遅延している模様で、受注高は5Gスマホ普及による積み上がり(プレミアム)が会社側計画の巡航速度に回帰していると判断するとコメント。同証券では、プレミアム分を控除して21年7月期以降の業績予想を修正、あわせて投資判断、目標株価を引き下げるとしている。

 連結営業利益について、21年7月期10億円(前期比10.8%増、従来11億円、会社側計画は10億円)、22年7月期16億円(従来18億5000万円)、23年7月期19億円(同24億円)と試算している。一方で、技術力の高さから自動化設備を付加した新型装置の引き合いが強まっており、今後営業利益率が高まると判断しているとしている。

 25日終値は、前日比80円安の3065円。

提供:モーニングスター社

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