米国株式市場:金利上昇を受け、NYダウ4日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2021/3/31 7:46

 30日の米国株式は、NYダウが前日比104.41ドル安の3万3066.96ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同14.253ポイント安の1万3045.394ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億8294万株、ナスダック市場が44億3007万株だった。

 NYダウは連日で史上最高値を更新していたこともあり、朝方から利益確定売りが先行。米10年物国債の利回りが、一時1.77%まで上昇(価格は下落)したことから、割高感が意識されハイテク株が下落した。NYダウ採用銘柄では、アムジェン<AMGN>やメルク<MRK>、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)<PG>などが、値下がり率の上位に入っている。米3月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は109.7と、市場予想平均の96.8を大きく上回ったが、市場の反応は限られた。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比110円安の2万9370円だった。

提供:モーニングスター社

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