ブロッコリーが3日ぶり急反落、22年2月期の単体業績は、21年2月期の業績予想比で減収減益を見込む

株式

2021/3/31 16:08

 ブロッコリー<2706.T>が3日ぶりに急反落し、129円安の1484円を付けた。30日引け後、22年2月期の単体業績予想を発表。21年2月期の業績予想と比べ、減収減益を見込んでいることが明らかになり、売りが優勢となった。

 22年2月期業績は、売上高60億円(21年2月期予想比4.8%減)、営業利益7億円(同27,1%減)を計画する。「うたの☆プリンスさまっ♪」は、新・劇場版の制作を決定するなど、今後の新たな展開に向けたさまざまな施策も加速しており、引き続き、業績の基盤として積極的な事業展開を続ける方針。また、「Z/X(ゼクス)」も、堅調なトレーディングカードゲームを基盤として次期の収益貢献を想定している。

 同時に、21年2月期の業績予想を修正。売上高は73億円から63億円(前期比2.8%減)に一転して減収となるが、営業利益を9億円から9億6000万円(同41.2%増)に増額した。売上高は、緊急事態宣言下におけるイベント集客の減少などの影響を受けた。利益面では、減収の見込みとなったが、販管費の削減などが寄与する。

 31日の終値は、前日比109円安の1504円。

提供:モーニングスター社

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