IDHDが急騰、中計で営業益目標を増額、1対1.5の株式分割に次期実質増配も

株式

2021/4/1 9:23

 IDホールディングス<4709.T>が急騰し、85円高の1360円まで買われている。3月31日引け後に中期経営計画の最終年度(22年3月期)の営業利益目標の上方修正と1対1.5の株式分割に次期22年3月期の実質増配を発表し、好感されている。

 中期経営計画では、最終年度にあたる22年3月期の営業利益目標を当初18億5000万円としていたが、これを19億円(21年3月期予想は14億2000万円)に引き上げた。現在取り組んでいるサービスの高付加価値化ならびにDX(デジタルトランスフォーメーション)関連技術者の育成等が収益力向上に寄与すると見込み、当初計画を上回る計画となった。

 一方、株式分割については、6月30日最終の株主名簿に記載・記録された株主に対し、普通株式を1株につき1.5株の割合をもって分割する。効力発生日は7月1日。22年3月期の配当に関しては、年間40円を予定している。株式分割換算前では60円(前期は50円)となり、実質増配となる。

提供:モーニングスター社

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