富士通が堅調、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は2万1000円に引き上げ

株式

2021/4/2 16:59

 富士通<6702.T>が堅調。東海東京調査センターでは1日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は1万8000円から2万1000円に引き上げている。

 同センターでは連結営業利益について、DX(デジタルトランスフォーメーション)ビジネス強化で、21年3月期2570億円(前期比21.5%増、従来2300億円、会社側計画は2370億円)、22年3月期2850億円(従来2500億円)、23年3月期3200億円(同2800億円)に成長すると予想。目標株価は、業績予想修正とDCFモデルを前提に、2万1000円に引き上げるとしている。

 21年4月1日付の組織再編で富士通研究所とグループ11社を吸収合併、需要が高まる企業のDXをけん引するため、グループに点在している機能の集約を図る計画にあり、グループ組織再編で23年3月期には200億円の利益改善効果が見込めるとしている。また、22年3月期にはテクノロジーソリューション事業ではが組織再編で業績拡大のけん引役になるとみており、5G関連売上高は、20年3月期250億円、21年3月期550億円、22年3月期700億円になると予想している。

 2日の終値は、前日比140円高の1万6260円。

提供:モーニングスター社

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