大有機化が急騰し上場来高値を更新、第1四半期の営業利益は36.9%増益

株式

2021/4/5 12:36

 大阪有機化学工業<4187.T>が急騰。2日引け後の決算発表で、21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結業績が好調な推移を示したことが好感された様子。株価は前週末比625円高の4545円まで値を上げ、1月14日の上場来高値4275円を更新している。

 21年11月期第1四半期は、売上高80億9000万円(前年同期比17.2%増)、営業利益15億3300万円(同36.9%増)。「化成品事業」が営業利益2億4500万円(同40.5%増)と順調に推移する中、半導体材料グループにおける主力のArFレジスト用原料が好調に推移した「電子材料事業」が営業利益を9億7200万円(同37.2%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益の上期(20年12月-21年5月)予想22億6300万円(同5.1%減)に対する進ちょく率は67.7%となっている。

 午後零時33分現在の株価は480円高の4400円。

提供:モーニングスター社

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