LINK&Mが反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は750円に引き上げ

株式

2021/4/6 15:50

 リンクアンドモチベーション(LINK&M)<2170.T>が反発。東海東京調査センターでは5日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は680円から750円に引き上げている。

 コロナ禍でも、同社サービスへの需要は続くとみており、再成長を期待したいとコメント。バリュエーションは、比較可能な類似企業が乏しいことから、同社の過去1年間の平均PERなどを参考に算出されている。目標株価750円は、拠点移転・縮小の影響が剥落する22年12月期の同証券予想連結一株利益17円に対して、PER44倍を適用し算出されている。

 同証券では連結業績について、21年12月期は売上収益381億円(前期比8%増、会社側計画は377億円)、営業利益16億円(同6.6倍、同13億7000万円)と試算。コロナ禍で従業員エンゲージメントへの関心の高まりやモチベーションクラウドへの需要増加を見込み、売上収益はコロナ禍前に戻ると予想。22年12月期は、売上収益416億円、営業利益28億円と試算。組織開発Divを中心に、特にクラウドの伸長を見込んでいる。

 6日の終値は、前日比9円高の644円。

提供:モーニングスター社

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