放電精密が急騰し連日で年初来高値、22年2月期業績は黒字転換に復配を予想

株式

2021/4/7 10:24

 放電精密加工研究所(放電精密)<6469.T>が急騰。一時148円高の898円を付け、連日で年初来高値を更新した。6日引け後、22年2月期の連結業績予想を発表。損益の黒字転換見込みと復配を計画していることを明らかにし、買い人気を集めた。

 22年2月期業績は、売上高129億2400万円(前期比18.3%増)、営業損益は3億5000万円の黒字(前期は5億5600万円の赤字)を予想。新型コロナウイルスの影響を大きく受けた放電加工・表面処理の航空機エンジン部品の生産が徐々に回復する見込みであることや、機械装置等の機械販売で前期に納入予定であったデジタルサーボプレス「ZENFormer」の販売や、新型コロナウイルスの影響で延期された投資の引き合いが戻ってきていることなどを織り込んだ。期末一括配当20円(前期は無配)を計画する。

 21年2月期決算は、売上高が109億2700万円(前期比1.8%減)、営業赤字5億5600万円(前期は1億9000万円の赤字)だった。

 午前10時22分時点の株価は、前日比100円高の850円。

提供:モーニングスター社

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