吉野家HDが一時急伸、21年2月期の業績予想を修正、赤字幅が縮小見込みに

株式

2021/4/7 11:07

 吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861.T>が急伸し、一時34円高の2251円を付けている。6日引け後、21年2月期の連結業績予想を修正。赤字幅が縮小する見込みを示し、材料視された。

 21年2月期業績予想で、売上高は1723億円から1703億4800万円(前期比)に引き下げたものの、営業損益は87億円の赤字から53億3500万円の赤字(前期は39億2600万円の黒字)に縮小する見込みとした。売上高は、第3四半期(20年8-10月)における国内吉野家の新商品導入および販売施策が堅調に推移し、アメリカ・中国を中心とした海外セグメントの売上が回復基調となったものの、21年1月の緊急事態宣言の影響を受けた。損益面では、仕入コストの低減を含む全社的なコストダウン策が奏功する。

 午前11時6分時点の株価は、前日比27円高の2244円。

提供:モーニングスター社

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